キャラクター紹介

或る図書館の主




【黙頭 蛇継】 
 読み方はもくとう へびつぐ。
図書館の館長。壊れた図書の修理や、司書のスカウトが業務。
だが、働いているところを見たものはあまりおらず、もっぱら紅茶を飲んでいる所ばかりが目撃されている。
物腰の柔らかそうな男性。だがディータに対しては少し冷たい。
***
彼も元々はとある物語の脇役であったが、神の退屈しのぎに悲劇の王として仕立て上げられてしまった。
ありとあらゆる物語の同一存在へと転生し続け、ありとあらゆるバッドエンドを体験した。
何億回かの物語で、完全に正気を失い悪役として死んで生きて物語を壊し続け、最終的には神・白の女王をこロした。
こロした時に追加で幾つもの呪いを受け図書館に縛り付けられている。


【第一の実】


【神こロしでのキャラ情報】


神をこロした者は中立の立場で、悪の者であった
男であり、20代に見える
髪は黒色に染まり、緑色の瞳をしていた
秩序を愛し平和の者に惹かれ、混沌を憎み悪の者を拒んだ
青髪の赤目をした20代の男の手を取った
白色の赤目をした10代の女の手を離した

ここロ一覧

……嬉しかったこと、ですか?……難しいこと、聞くんですね。
嬉しいことが有ると、反動で悲劇が起こる呪いが有りますから。

うそ、ですよ。そんな呪いあるわけないじゃないですか。ふふ。

 嬉しかったことですよね。そうですね、最近入った司書の見習いが僕のことを嫌ってくれる事とか?
僕は根からの、悪人ですから。ちゃんと嫌ってくれる人がいると安心します。それに、意見を戦わせるのは悪くない。
あとは、そうですね。
司書長が、一緒に歩いてくれることですかね。
彼女、彼、いえ―――彼らには、酷いことをしました。でも、こうしてまだ一緒に居てくれるんですから。
幸せです。はい、とても。
(嘘という事が嘘。そういう呪いも彼は受けていた、もはや呪いのオーバードーズ。新しく入ってきた見習いは正義感が強く、よく意見が対立しているようだ。蛇継は自分が悪人だという事をよくわかっているので、叱ってくれる人が好みなようだ。そして、司書長に対して彼女―――誰かを重ねているようだ)

「――神をこロした、あなたに呪いを」

「ひとつは、悲劇の王。全ての下位世界の貴方は皆、14へ。ミスター・バッドエンド。素敵でしょう」

「ひとつは、図書館。黒の領域。貴方は管理者。永遠に生きて、永遠に私の夢の管理を」

「最後は、――ここロを守ってあげる。悩んで、苦しんで、消耗しても、完全に狂ったとしても、最後の一線を絶対に超えることはない」

「素敵でしょう?」

目の前の少女は花が咲くように笑う。
畜生、ああ―――腸が煮えくり返る。
(白の女王をこロした際、受けた呪い一覧。図書館管理も最初は嫌々であったそうな)

目の前には穏やかに眠り続ける、白い少女。

自分が、もう取り返しのつかない場所にいるのは理解していた。
真っ白い空間、狂ったように鳴り響く笛、太鼓の振動が鼓動を昂らせる。

目の前の白い少女の首を、両手で締め上げる。空っぽの身体に残っている憎しみを吐き出すかのように。
びくともしない、少女が笑っている。悲劇を見て笑っている。笑い声が狂っている。
何もかもが狂った空間に、自分は居た。

どうしてこんなことになったんだろう。自分はただ、大切な人と幸せに暮らしていたかった。
自分と、他人の血で汚れた物語、こんな物語は要らなかった。
そうなるくらいなら、神様の掌の上でも良かったんだ。

なんで、なんで―――神はこんな話が好きなんだ。クソッたれ。
(神をこロした時のここロ。SAN値直葬空間にて。脇役のまま、大切な人と幸せに生きたかった。おのれ、悲劇厨の神め)

僕は、蛇継。終焉図書館、WELの館長です。
襲名は、ええっとテスカトリポカ。あるいはケツァルコアトルです。
ルイントールという青年にもう会いましたか?
ウチの司書長なんですけど、此処に来たときはぐれてしまって。

我が図書館は、特殊でして。世界を内包した本を管理しています。
本の中に入ったりなんかもできるんですよ。
ただ、管理が難しく、専門の司書がそれらを収集・分類・管理を行っています。
変なところでしょう?

まあでも、縁が有ったら是非来てみてくださいね。
その時は本のお供に、紅茶とスコーンでも振る舞います。僕、得意なんですよ。
では、皆様よろしくお願いいたします。
(誰に向けているのかよくわからない自己紹介。WELがどんな仕事をしているのかとかを言っている。紅茶は彼の数少ない楽しみである。ストレート派。スコーンにクロテッドクリームと、ジャムを塗って食べるの美味しいです、との事だ)