地底と星とおいぬ

@huwahuwainu

Twitterよりも己の思考を適当に書き記したいが三日坊主の気配のするブログもどきです

■SKEBやってます



■今日のふわいぬ
寒暖差に戸惑っている
2020年の投稿[43件]
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2020年11月

もう11月ですね
原稿の進捗、いかがですか?(死んでます 
頑張ります

短めですが近況報告です

textrevolutionEX2 手紙アンソロジーに寄稿した作品が公開されました。
【ある演奏家の手紙】https://text-revolutions.com/event/archi...

いしいの音楽製作所さまにご依頼させて頂いた終焉図書館の曲が公開されました!
https://soundcloud.com/bjgnypogzvsc/worl...
控えめに言って最高なのでありがとうございました…(大の字

#日記

2020年9月

2020年8月

【800字を書く力を読んだ際の課題メモ】
その日も電車は人で満杯だった。
ぎゅうぎゅうと人が詰め込まれた箱は、ぎいぎいと鈍い音を響かせながら線路を進んでいく。僕は息苦しさをごまかすように息を吐いた。そうしてかばんを持ち直し、真上にある線路図を見る。……目的地まであと3駅。そうしていると、どっと人がいなくなった。乗り換えの多い、主要駅についたからだ。僕は空いた席を見つけるとすぐに座って、汗を拭き、ペットボトルを取り出し水を飲んだ。うまい、染み渡る。押し込められていた感覚からの開放に一息つくと、目の前の少女と目があった。彼女は笑っていた、僕はきょろきょろあたりを見るけど、あんなにもいた人はだれもいなくなっていて。彼女と僕しか、この車両には居なかった。
「あなたは、どこへ行かれるのかしら」少女は反対側から語りかけてきた。
「僕は……終着駅の」
「あら、私も一緒なのよ」
「貴方も?」
僕はびっくりした、あの場所に向かうのは……僕くらいしか居ないだろうと思っていたからだ。もうすぐ廃駅になる、あの駅。
僕はどきどきと鼓動がなるのを感じていた。ペットボトルの水をもう一口飲むと、彼女に聞いてみることにした。
「じゃあ、君も…?」
 君も、……その先を言う前に彼女はまた人懐こい笑顔で答えた。
「ええ。私ーー魚だったのよ?」
 頭が真っ白になった。君もか、君も。胸の奥から様々な思いが溢れてきそうになるのに、言葉は一向に出てこない。かろうじて出てきたのは「僕もだ」という単語だけで。
「なら、私も貴方も。あの場所の終わりを見に行こうとしているのね」
 電車のアナウンスが、響く。
<この電車は、【ゆりかご水族館】行。【ゆりかご水族館】行ーー>
 僕たちは、ゆりかごの終わりを見に行くのだ。

#メモ